The Jaki Byard Quartet Live!
Jaki Byard/The Jaki Byard Quartet Live!,Vol.1(Prestige)LP
Jaki Byard/The Jaki Byard Quartet Live!,Vol.2(Prestige)LP
Jaki Byard (p),Joe Farrell(ts,ss,fl,d),George Tucker(b),Alan Dawson(d,vib)
65年録音。「Lennie's On The Turnpike」でのライブ。今はちゃんとCDで発売されてるけど、このLPを買った頃はまだ無くて、一生懸命探しまわってやっとディスク・ユニオンの横浜でゲットしたものです。渋谷の「Jaro」に行ったときは店主に「Jaki Byard好きっていうのはヘンタイだね。」とか言われて、いやいやちゃいまんねん、私ジョー・ファレル狙いで探してるんです、と冷や汗をかいてしまいました。
もうしょっぱなの「Twelve」から、何やってんのJakiさん?てな具合でジェットコースターのように駆け巡るピアノを相手にこれまたファレル、ジョージ・タッカー、ドーソンが縦横無尽に立ち振る舞って応戦するという、豪快なライブです。もうジャケット通り、「がはは」ってな感じです。
しかも「Thing What Is」「Alan's Got Rhythm」ではアラン・ドーソンがvibを弾いて、なんとジョー・ファレルがタイコを叩いてる。うーむ、なんてサービス満点。
そんで私、心惹かれるのはゴリゴリの「vol.1」よりはちょっとリラックスした「vol.2」かなあ。「vol.2」A面2曲目「Ballad Medley」では「Tea For Two」「Lover」「Strolling Along Theme」「Cherokee」「Shiny Stockings」が目まぐるしく登場しては退席していきますが、ファレルの圧倒的なブローが素晴らしい「Strolling」以降の出来にはいつ聴いても惚れ惚れしますがな。B面での「Cathy」でのファレルのバラード・プレイやラストの「Bass-ment Blues」のタッカーのソロなんかもくつろいだ雰囲気で聴きどころ満載です。
2 件のコメント:
おお、いつの間にかリニューアル!!クオリティの高いディスク紹介、期待してます。
「Jaki Byard好きっていうのはヘンタイだね。」笑えます。私は全く感心なかったんですが、昔、このピアニストの名前をしきりに口にするヘンタイがいました。「ジョー・ファレル狙い」は素直に賛同できます。
早速のコメントありがとうございます。
ボチボチやっていきますのでよろしくお願いいたします。
ジャッキー・バイアードもミンガスをはじめローランド・カークとかの共演でいいのがありますよね。(このへんですでにクセモノ?)
そうそうフィル・ウッズの「Musique du bois」もこの人でした。
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