2007/03/10

Floresta Canto









Phil Woods/Floresta Canto with Chris Gunning and Orchestra(RCA co/RCA Records)LP
Phil Woods(as,ss),Gordon Beck(key),Daryl Runswick(b),Dave Markee(b),Alf Bigden(ds),Chris Karan(ds,perc),Chris Gunning(cond),and others
76年録音。ブラジリアン・ビッグバンドでボサをやった名盤とか紹介されたりしてるけど、スタイル自体が問題やないですわ。「ALIVE AND WELL IN PARIS」や「Music Du Bois」みたいにシャカリキになって爆発してるのもええけど、肩の力抜いて楽に唄ってるメロディが実に素晴らしかったりする。てなところで、このレコード、B面がとても好きです。
A面から続いて聴くと、B面出だしの「Sails」の頭のアルトの音からして雰囲気が違ってます。Janis Ianの「Roses」「Jesse」ちゅう曲をやってるということに目が行きがちですが、本命はB面4曲目ソプラノで叙情性たっぷりに唄う「Portrait of Julia」とラストの「Menino das Laranjas」。思わず耳をそばだててしまうこの2曲だけ、どうもフィル・ウッズもバンドも気持ちの持っていきかたがさらに違うような気がします。この2曲でこのアルバムを買って幸せな気持ちになりました。はい。

2 件のコメント:

Paulo Roberto さんのコメント...
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bia