2007/03/20

Perugia









Roland Hanna/Perugia(Trio Records/Freedom)LP
Roland Hanna(p)
74年録音。モントルー・ジャズ・フェスティバルでのソロ演奏を収録したライブ盤。
実は結構ローランド・ハナって好きです。でも、ハナってどうもカリスマ性がないというか、いつも人よりイイ仕事して皆の尊敬を集めてるのに本人はそうなの?みたいな、どこか気のいい、出世とはなんか無縁な中間管理職のオヤジさんみたいな感じです。
A面の「Take The A Trane」みたいにユーモアたっぷりにはじけたダイナミックな演奏に、オリジナル「Perugia」から始まるB面のどこか内省的で寂しげな印象で終わる演奏との対比もおもしろく、ローランド・ハナならではのちょっとクラシックぽいというか、質感の高いタッチで全編楽しめる。
それにしても、なんでこないなジャケットなんやろ?日本のジャズ喫茶ファンが喜びそうなもうちょいシリアスなアーティスティックな面が強調されたビジュアルやったら、名盤の仲間入りやったやろに。。。でも本人はメチャ気に入ってたんかも?

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