2007/03/13

Canta Brasil









Kenny Barron/Canta Brasil(Universal Music/Sunnyside)
Kenny Barron(p),Trio da Paz featuring:Nilson Matta(b),Duduka Da Fonseca(ds),Romero Lubambo(ac-g),Anne Drummond(fl),Valtinho(perc),Maucha Adnet(vo)
2002年録音。 このアルバム、ギターのRomero Lubambo率いる「Trio da Paz」との共演盤でブラジリアン・ジャズをやっている、というのが最も普通の紹介フレーズですな。
私、北川潔バンドで弾いているときを除けば、このアルバムのKenny Barronが近年では一番好きです。というのもこのCDでのタッチの鋭さ、スピード感、唄いまくるフレーズには、ホンマぞくぞくします。
Kenny Brronって、一緒にやってる人にものすごく触発されるんやな、という気がします。特にギターが入ってると何か、この弦の響きやアタック感に触発されるものがあるんでしょうか。抜群の集中力とメロディ感覚でレスポンスしてるふうに聴こえます。
特にテンポがイイということもあって1曲目「Zumbi」5曲目「Bachiao」7曲目「Dona Maria」はスリル満点、バンドとしても白熱した出来で、聴いてるこちらもどんどん食いついてしまいます。最後の「This One」では最後、コーラス入りで哀愁漂うメロディに胸が切なくなってまうし。いや~、久々に聴いて、ホンマ、やっぱよろしいわ。

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