The Cape Verdean Blues
Horace Silver/The Cape Verdean Blues(Toshiba EMI/Blue Note)
Horace Silver(p),Woody Shaw(tp),Joe Henderson(ts),J.J.Johnson (tb),Bob Cranshaw(b),Roger Humphries(ds)
65年録音。クラブ・DJの人気盤で、ファンキーなラテンのリズムで踊れる傑作、というのが今時の紹介らしい。そやったんか、ファンキー親父か、ホレス・シルバー。
当時頭角を現してきたジョー・ヘンに、パリで演奏活動してたのをスカウトして引っ張ってきたというウディ・ショウ、LPだとB面にあたる4~6曲目には永らくラブ・コールをしてたというJ.J.をフロントに立てて、裏ジャズ・メッセンジャーズとも言われてるサウンドをのっけて強烈に飛ばしてます。
実際、1曲目「The Cape Verdean Blues」4曲目「Nutville」あたりは、実はこのアルバムで実は最も貢献度大のRoger Humphriesの煽るようなドラミングもあって素晴らしいの一言に尽きます。また、3拍子の「Pretty Eyes」、ラストの「Mo' Joe」を聴いてると、ホレス・シルバーって、時代に巧みに乗った作曲センスやメンバー起用と独自のバンド・サウンドに仕上げる術が実にアッパレやってんなと思ってしまいます。
ところで、夜な夜な、クラブの皆さんはこれでどないな感じで踊ってはるんかなぁ。こちらも気になります。
0 件のコメント:
コメントを投稿