2007/04/21

Rising Sun Band At Carnegie Hall









Teruo Nakamura/Rising Sun Band At Carnegie Hall(Canyon/AGHARTA)LP
Teruo Nakamura(b),Ronnie Burrage(ds),Mark Gray(key),Steve Grossman(ss,ts),Bob Mintzer(ts),Kinny Landrum(key),Bill Washer(g),Randy Brecker(flh,tp) and otehrs
79年録音。二夜連続で、中村照夫をお楽しみいただいております。誰に?いや、かみさんに。
カーネギー・ホールでワンマン・ライブというのは邦人ジャズ・プレイヤーとしては初の出来事やったそうです。3000人ぐらい入るらしいですからね。すごい人気やったちゅうことなんでしょうか。
バンドの音はライブということで、かなりラフな面もあります。A面2曲目の「Rising Sun」ではなんとユニゾンが全くあってない。でもグロスマンもミンツアも生きのいいソロを聴かせてくれます。昔、学生会館のバルコニーでアッシ君のウオークマンでこれを聴いたときは鳥肌モノで妙に興奮したものでした。
今聴いても、特にラストの12分に及ぶ「Steppin With Lord」、中村照夫の一世一代の大舞台での汗と涙(別に流してなかったと思いますが)に共鳴したといわんばかりの気持ちの入ったソロの連続で、これは泣かせてくれます。
残念なのは、私のLPのプレスの分だけでしょうか、このレコード、妙に音が薄いのです。。。でも中村照夫の骨太で地面の奥から響いてくるような感じのプレイは充分伝わってきます。

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